ふるさと栄会


大屋梅保存会通信

平成18年12月25日

日の丸醸造へ青梅2,400Kg出荷

今年もリキュール「梅まんさく」のため、 7月4日~8日の5日間34人の会員から青梅を集荷し、 2, 400kgを出荷しました。 2トンの約束でしたがオーバーした分も引き取っていただきました。、今年は梅の豊作で値段も安くなっていたようですが価格も昨年同様となり、 日の丸醸造の社長には感謝しております。

大屋納豆が再生

6月11日、大屋新町の三浦タエ子さん、笹山チヤさんのお二人から指導を受け大屋納豆の再現に挑戦しました。大屋納豆は大屋の歴史を持つ大切な伝統文化と考えられます。 このまま廃れてしまわないように、 この技術を後世に残して置く必要があると思われたからです。大豆は「J Aふるさと」が調達してくれました。 ワラは大屋古代米研究会が提供、 さかえ館の調理室で作りました。大屋納豆の特徴は最初に豆を炒ることです。小川一見さんの家にあったホウロク鍋を使用しました。そして豆を煮てワラに包み、二晩小川茂雄さんの育苗器や電気カーペットで寝かせたら見事ネバネバ納豆ができました。この納豆をこれからどのように利用できるか保健所と話し合った結果、納豆汁としてなら利用できることが分かりました。すぐに思いついたのは観梅会の時、柳田駅でイベントを開催することです。 J Rと話す機会はないかと機会を伺っていたら、知事との意見交換会の発表者に選ばれ、その時知事が内陸鉄道で問題を抱えていましたのでJ Rとの仲介をしていただきたいと頼みました。その結果は今後どうなるか見ていただきたいと思います。

話し合い豆を炒る
ワラを加工煮た豆をワラに包む

数百の冬虫夏草を観察した研修旅行

6月25日、 山形県の真室川町で研修会を行いました。釜淵の矢萩夫妻は日本では有名な冬虫夏草の研究者です。冬虫夏草とは、飛んでいる虫にキノコの花粉が付いて、虫が死ぬと花粉が動き出してキノコが出てくるのです。夫妻の研究室にはホルマリンに入れてある数百の冬虫夏草が列んでいました。夫妻は里山に多くのキノコを栽培しており、秋になるといろいろなキノコが見られます。帰りには参加者全員に冬虫夏草の本(価格2, 500円) を頂きました。つぎに行ったのはJ A真室川農協が取り組んでいるタラの芽栽培です。 タラの芽の品種は「蔵王」で減反に栽培している状態を見てきました。 タラの芽栽培は労働時間が少ないので今後研究の余地がありそうです。参加者が参考になったのは山菜「ウルイ」の栽培法であったようです。

「天使のいたずら」発表近づく

日の丸醸造から「天使のいたずら」の梅酒を作る計画が出され、 4月に100本の瓶が渡されました。総会時、 10人の会員が手を挙げていただきました。 「天使のいたずら」 とは梅を木上の瓶で育てようと言う計画です。夢のある実験で皆楽しくやりました。その結果70本ができました。現在「梅まんさく」の原酒が入り、レッテルを待っているだけです。新聞発表になるので注目していて下さい。

木上の瓶で育成中の梅酒「天使のいたずら」梅酒

大屋沼一周できる散策路になる

大屋沼が一周できる散策路になりそうです。現在第2堤防のところが行き止まりになっています。 5月27日市議会議員の方々が大屋梅についての栽培方法など話を聞きたいということでさかえ館にやってきました。大屋梅林への取り組みを話し観光農園にするため200mの道路を工事していただければとお願いしましたら、次の日阿部議員から良い返事を頂きました。


↑タイトルの画像は?
掲示板に投稿された「議事堂周辺の大屋梅」、投稿記事【22】、の写真を元に加工されたものです。

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