ふるさと栄会

「歴史ウォーク」後三年の合戦

第一回歴史ウォーク

主催: 栄公民館
日時: 平成23年5月24日 午前9時~12時
案内人: 戸田義昭さん
絵巻公開: 三浦恵治さん
ウォーキングルート: 下図(さかえ館到着後絵巻公開)


ウォーキングルート



後三年の合戦 絵巻の模写公開
  歴史ウォークに合わせて三巻

現在の横手市が主戦場となった後三年の合戦(一〇八三~八七)の戦いの様子を描いた絵巻「後三年合戦絵詞」の模写が、五月二十四日に同市大屋新町の栄公民館で公開された。円山・四条派の画家で明治初期に京都で活躍した森寛斎(一八一四~九四)の手によるもので同市柳田の三浦恵治さん(80)の所有。「たくさんの人に見てほしい」と話している。

三浦さんが絵巻を購入したのは十数年前。京都の美術品販売会社の目録で見つけ、「横手に関係のある作品と思い、すぐに注文した。」と言う。絵巻は上中下三巻で一巻の長さは約十二~十七メートル。原本は東京国立博物館所蔵の重要文化財で、同市の後三年の役金沢資料館には郷土史家の戌谷南山(一八六六~一九四九)による模写が展示されている。
三浦さん所有の絵巻は、着色されていない箇所に色を指定する文字が書かれている。県立近代美術館(ふるさと村)によると、ふすまやびょうぶ絵を描く際の練習用や、弟子に技術を伝えるために模写したものとみられるという。
公開は、三浦さんが栄公民館の黒沢精子館長に絵巻のことを話したのがきっかけ。旧横手市内七地区の史跡や名勝を巡る同公民館のイベント「歴史ウォーク」の本年度第一回が五月二十四日栄地区で行われるのに合わせ、黒沢館長が公開を依頼した。三浦さんは「家に置いておくだけではもったいない。」と話す。
公開は、午前十一時~正午。歴史ウォークは、午前九時さかえ公民館を出発。約二時間かけて栄地区の史跡などを巡る。

資料協力 さかえ館 秋田さきがけ


参加者のコメント
ウォーキングには参加できませんでしたが絵巻の公開は参加できました。一~三巻は不明で当日の公開は四~六巻とのこと。大友なおじ(金沢)さんの説明も解り易く参加したご夫人の「戦争はいつの時代も女性を不幸にする」のことばが深く心に残りました。



歴史ウォーキング


歴史ウォークは天候にも恵まれて好評。
次回の歴史ウォーキングは金沢地区です。どうぞお楽しみに。(栄公民館5月の資料より)


↑タイトルの画像は?
掲示板に投稿された「議事堂周辺の大屋梅」、投稿記事【22】、の写真を元に加工されたものです。

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