ふるさと栄会

ふるさと昔っこ

ふるさと栄会は例年11月、総会・懇親会を開催しています。毎年多数の栄小・栄中出身者に参加していただいています。総会、懇親会に加えて特別記念講演が企画され好評を博しています。

第21回(平成16年11月)、第22回(平成17年11月)では、畑規子さんを講師に迎えてお話しをうかがいました。ふるさとの方言で語る昔っこは、聞き入る会員をとりこにしました。

「とっぴんぱらりのぷ」 畑則子さんの紹介

畑則子さん幼いころを過した我家でおじいちゃんおばあちゃんから聞かされた「おはなしっこ」は地元を離れてからすっかり忘れていました。手近のメディアからは朝から深夜まで「おわらい」が大放出されていますが心に残ることもなく消えてしまうことばかりです。

昨年(平成16年11月)のふるさと栄会の催しの一つ「じっぱい・どっぷり昔っこ」を企画開催したところ、講師の畑則子さんのたくみな方言の語り口と区切り良い話っこで聞き入る会員をとりこにしました。

約一時間の話しっこの中にじっちゃもばっちゃも生き生きとオラダのメェサ浮きあがってきたんしケタ。又民謡でもむずかしいとされているながもの「秋田馬子唄」「秋田長持歌」もさすがの名調子で唄いあげ、たくみな演出は参加した会員を魅了し、時間を忘れました。

畑則子さんは、秋田県主催の「秋田弁見本市」へ出場。又トーク『好きだんす秋田県』では優勝。JRこまち開通を祝い、首都圏在住秋田県人会主催東京秋田まつり「秋田弁世界一大会」に県推薦で出場、優勝しました(参照:かまくらの夜)。こうした語り部として活動するきっかけは伊藤武三先生の「ことばと話しっこは大事に残さなければだめだ」の励ましがあったからだそうです。二十一世紀の子供達へ秋田弁を残そうと、昔語り「とっぴんぱらりのぷ1」の一員と秋田民話の会幹事も務め、お年寄りのグループや了供達に公民館活動のなかで「音っこ一を語っておらにます。又「食」の安心安全、「食を語るいろりトーク」などでも活躍のエリアを広げています。

このホームページでは、畑さんのご好意により、畑さんの昔っこを順次収録していく予定です。


収録は文章と音声で行なっています。文章の方は、子供さんやお孫さんなど秋田弁が分からなくても、読んで理解できるように極力標準語を取り入れ、方言をルビで併記しています。音声を再生するには、Windows Media Player が必要です。インストールされていない場合はこちらからダウンロード・インストールして下さい。

↑タイトルの画像は?
掲示板に投稿された「議事堂周辺の大屋梅」、投稿記事【22】、の写真を元に加工されたものです。

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