ふるさと栄会

ふるさと栄会30周年記念

記念品贈呈式に出席して

ふるさと栄会 幹事長 和賀秀夫(新町出身)


 平成26年2月17日、母校栄小学校において「ふるさと栄会」からの記念品贈呈式が執り行われ、ふるさと栄会会長高橋豊の代行として出席してまいりました。

 ふるさと栄会の「第30回総会・懇親会」は平成25年12月8日(日)東京四谷アート・コンプレックスセンターにおいて開催され、ご来賓・会員100名以上の出席 を得て盛大に終えることができました。その企画の段階で30周年を記念して母校栄小学校に感謝の気持ちを表すべく、記念品を贈る提案がありました。それがご来賓・会員の有志からご賛同を得て実り、心ばかりの品を用意するに至ったものです。

 記念品一式は次の通りです。
     一、金澤翔子書 「夢」(額入り)
     一、ニュートン(国立天文台監修書籍)1冊
     一、宇宙図(日本語・英語版)120部
     一、地球儀(六年生卒業記念)22個
     一、国際百科事典(棚付)1セット

 贈呈式の一端のご報告を致します。
 当日、菊地校長先生・先生方は贈答品を壇上に陳列し、全校生徒を前に、贈呈式の準備が整っておりました。私から「ふるさと栄会からの贈呈品です、皆さんに大きな夢をもって頑張っていただきたい」とご挨拶をしたところ、全校生徒が「ありがとうございました」と大きな声でお礼を言われました。
 そこで、私から子供達に次のようなお話をしました。

 『柳田駅から東京に働きに出て52年が過ぎました。中学校時代に「日本人がなんで英語を勉強しなきゃならんのだ」と思い、勉強しなかった、その後社会人になって大変な苦労をしました。
 昭和36年4月、上京して電話関係の工事をする会社に入社して、35歳の時、タイ国バンコックへ一週間の出張が最初で、次にアラブのクウエート国(アラビア語)に約3年、そして中南米のホンジュラス国(スペイン語)へ1年6ヶ月、その他13ヶ国に行く機会がありました。
 私がアラブで覚えた言葉は、「サラマレコン」(こんにちは)、「マッサラーマ」(さようなら)、スペイン語で最初に覚えたのは「セレベッサ」(ビール)でした。大きく成って外国に行った時、現地の人と話すのが覚える早道でした。
 しかし、何処の国の空港等でも英会話が出来ず大変こまりました、若い時に英語の勉強をしなかった事に後悔しました。
 次に、国際百科事典は、宇宙・地球・地理・外国・生物等々に役に立つと思いますので活用してください。』

 このような言葉・外国語の大事さなどの話を子供達に話しました。

 菊地校長先生のお話では、現在は英語の授業時間も増えてきていますと言っておりました。また、校長先生から「来年の卒業生は12名です、地球儀をお願いします」との、言葉が有りました。

 当日は菊池真喜夫校長先生のもと全校行事として贈呈式が執り行われ、晴れがましくも記念品を贈呈披露する機会を与えて頂きました。また子供たちの元気な姿に接し、60年前の昔に立ち返る思いで、皆さんに感謝しながら、なごり惜しく、横浜に戻りました。

 菊地校長先生初め生徒全員(112名)に大変喜んで頂いたことを付記して、企画にご賛同を頂いたご来賓・会員有志の皆様へ感謝を申し上げ、ご報告とします。

子供たちに夢を

柴田邦夫(ふるさと栄会相談役)


 30年に及ぶこの「ふるさと栄会」も故郷が有ってのこと、遠いとおい昔に通い学んだ小学校が有ってのこと。いろんな思い出と、郷愁に胸が熱くなってきます。

 もう少し大きく深く考えると、138億年か?宇宙の始まりに思いが広がります。宇宙の意味大きさと将来、太陽系の始まり、地球の誕生から46億年の歴史、400~500万年前か最古の人類の誕生、その人類はどこから来たのか?どこに向かうのか?気が遠くなる宇宙の歴史のたったの一瞬に私たちが存在していることの神秘さ。

 宇宙の話は難しい、しかし子供たちに「不思議な宇宙、宇宙の神秘」の話をすることはとても大事な事と考えます。次代の子供達の時代は、宇宙旅行も夢の夢でもないかもしれません。大きく豊かな夢を持って、今の大人たちに想像できない未来へはばたいてほしいと思います。

 記念品の写真は上段左から、金澤翔子書「夢」、地球儀、雑誌ニュートン
 下段、国際百科事典、宇宙図


↑タイトルの画像は?
掲示板に投稿された「議事堂周辺の大屋梅」、投稿記事【22】、の写真を元に加工されたものです。

個人情報の取扱い   ふるさと情報リンク   事務局からのご案内   サイトマップ