寄稿記事
国会議事堂構内の大屋梅
柴田修二
ふるさと栄会ホームページの「大屋梅保存会から」の中に、
・・・国会議事堂の周りに笹山茂太郎先生が植えた大屋梅2本あるとのことで、知人に頼み、その存在を確かめました。その結果3本の梅が植えてあり、それが大屋梅であるかどうかわからなかったようです。もし知っている方がおりましたらぜひご連絡下さい。
という一文があります。
この件について、某栄会会員から調査依頼を受けました。そこで、美人野同窓会の藤原亮一氏を煩わし、衆院事務局に問い合わせて頂きました。藤原氏は旧吉田村の出身、横手高校小生の2年後輩、永く政界の専門誌の記者を勤めた方です。
早速藤原氏から調査結果と写真を送って頂きましたので、以下にご紹介いたします。
私案ですが少人数で一度現地確認したらいかがでしょう。間違いないと確認できたら、「笹山先生を偲ぶ会」と銘じて観桜会もいいでしょう。来年の話ですね。(3/21/2008)
大屋梅と推定される梅の木
前略、いつもご指導ありがとうございます。早速用件で恐縮ですが、「大屋梅(?)」をバカチョンカメラで撮影してみました。
国会(衆議院)構内には、梅の木は10本あります。このうち縣木として表札が掲示されているのが、和歌山の「うまめがし」、茨城の「水戸うめ」、大分の「豊後うめ」です。
また表札がないのが、写真の白梅と大屋梅です。その大屋梅も植樹者名の記録もないことから、国会の事務局が消去法によって推定したものです。
小生の推定でも間違いないものと判断しますが、一本は現在まさに花は満開ですが、隣に同じような木が1本あり、新芽をだしていますが、一見して枯れたかのような状況のようです。
とりあえずご参考になりますかどうか疑問ですが、写真をご送付します。なにかありましたら、いつでもご用命して下さい。取り急ぎご用件まで。藤原(平成20年3月18日)

大屋の梅? 表札なし

大屋の梅? 表札なし

白梅5本 表札なし

大分縣木「豊後の梅」 表札なし
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