栄小だより
「夢と学びと楽しさを」
横手市立栄小学校長 和泉真一郎（平成21年11月）
ふるさと栄会の皆様、いかがお過ごしでしょうか。今年の夏は全国的に雨が多く、特に西日本では集中豪雨による人きな被害が頻発しております。皆様お住まいのところはいかがだったでしょうか。どうぞ今後もお気を付けてお過ごしいただきたいと思います。こちらふるさと栄は、幸いにも災害による被害もなく、平穏な毎日を送っております。
さて、平成二十一年度の栄小学校は学校教育日標を「夢と学びと楽しさを」としました。児童ひとりひとりの夢、学び、楽しさを大切にし、すべての児童が各場面においていきいきと活動す
る学校をめざして全職貝が努力を重ねてきているところです。
本年度の栄小学校の教育活動について、その一端をご紹介いたします。
○四月からの歩み
①入学式（四月八日）
新一年生十六名が元気に入学しました。人学式に臨む一年生の態度は非常に立派なものでした。一年生の入学により、栄小学校の児童数は百二十三名となりました。
②運動会（五月十日）
青空のもと、躍動する児童
好天に恵まれた一日、一年生から六年生まですべての児童が存分に躍動しました。最高学年となった六年生の活躍は特に立派でした。
ＰＴＡ保体部の大会運営への積極的な参加により、運動会は大きな盛り上がりを見せました。みんなで心地よい汗を流すことのできた一日でした。
③交通安全教室（六月二日）
左右を確認後、自転車を手で押して横断
好天に恵まれた午前、自転車の安全な正しい乗り方について交通安全教室を開催しました。
栄駐在所長さん、交通指導隊の方々、交通安全母の会の方々のご協力をいただきながら、ひとりひとりが実際に自転車に乗って具体的な指導を受けることができました。
・発進する時は、後方の安全を確認する。
・道路を横断する時は、左右の安全を確認し、自転平を予で押して渡る。
など、具体的な場面における行動の仕方について大切なことを学ぶことができました。
④栄っ子タイム （六月、七月）
ピアノを囲んで楽しく発声練習
言葉や歌で表現する楽しさや喜びを昧わわせ自己表現力を高めることをねらいとして、栄っ子タイムを開催しました。
まず、六月二十六日に横手南中学校谷□桃子先生をお招きして「音楽集会を」開催しました。発声練習やハーモニー練習など、楽しい雰囲気の中で具体的な指導をいただくことができました。最後に「世界がひとつになるまで」を全校児童の合唱で歌うことができました。
次に、七月十七日に元校長佐藤雅子先生をお招きして「ことばいきいきタイム」を開催しました。発声練習、一～三年、四～六年の音読表現が行われ、それに対する指導助言により音
読表現をさらに深めることができました。講師の先生による読み聞かせでは全校児童がお話の世界に引き込まれていきました。中身の濃い栄っ子タイムとなりました。
⑤芸術鑑賞会（七月十六日）
美しい演奏に聴き入る全校児童
美しいものやすぐれたものに触れさせることにより豊かな情操を育てることをねらいとして、本年度の芸術鑑賞会は横手マンドリンクラブの演奏を鑑賞しました。
指揮者と演奏者十二名の計十三名により、多目的ホールにおいて数々の演奏が披露されました。
はじめに使用される楽器の紹介があり、子どもたちは楽器の大きさや膏色の違いを実感することができました。プログラムは子どもたちの耳になじみのある曲目が並び、演奏も素晴らしく
美しいものでした。
全校児童が演奏に合わせていっしょに歌ったり、児童が指揮体験をしたりと楽しい内容の演奏会となりました。
子どもたちは生のすぐれた芸術をたっぷりと昧わうことができました。
○運動部支援ご寄付に感謝
新ユニフォームで陸上部激励集会
栄小学校ＰＴＡが栄小学校運動部支援として今年四月中に栄地区の皆様から協力いただきましたご寄付が二十五万円を超える金額にのぽりました。
皆様からのこのありがたいご芳志で、まず陸上部のユニフォームを二十四着新調させていただきました。これまでのユニフォームは長年の使用により傷みがひどく選手にかわいそうな状態に
なっていました。このほかアルミ製のリレー用バトン四本も整備させていただきました。
おかげさまにて、六月五日開催の横手市小学校陸上競技人会でわが栄小学校の選手は真新しい黄色のユニフォームを着用し、各種目で力いっぱい頑張ってくれました。女子八百メートルで六年永須世奈さんが組二位・総合三位、男子八十メートルハードルで六年佐藤浩輝さんが八位と、入賞二の好成績を収めることができました。
また、永須さんは七月十二日に秋田市八橋陸上競技場で開催された秋田県少年少女陸上競技大会において、新ユニフォームで組四位の力走を見せてくれました。
なお、この運動部支援ご寄付により、水泳部の練習用具も購人させていただいたほかスキー部のための用具等も購入させていただく予定でおります。
運動部関係の備品等の購人も思うようにいかなくなってきている昨今、このご寄付は誠にありがたく、栄地区の皆様には感謝の念でいっぱいです。
子どもたちはふるさと栄に対する思いを大切にし、これからも皆様のご支援をいただきながらふるさとの学校として力強く歩み続けていきたいと思っております。
ふるさと栄会の皆様には今後とも栄小学校を温かく見守ってくださいますようお願い申し上げ、栄小学校の活動の報告とさせていただきます。
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