ふるさと栄会

同期会だより

古稀の祝宴に集う(第6期-昭和二十八年卆)

光陰矢の如しというが、わが六期生もついさきごろ還暦の祝賀会を行ったばかりと思っていたのにもう古稀の祝宴となる年をむかえた。発起人の方々は諸先輩の前例を参考にして経費が少く且つ全国的に平均して参加し易いということを目標に会場を地元に近い雄勝郡秋の宮温泉に設定した。準備に約六ヶ月を要しこの計画の良さと発起人の勧誘の努力がみのり、参加者は男性二十六名、恩師一名の大勢となった。平成十八年六月二日(金)から三日(土)にかけて古稀を祝う会が開かれた。

最初は栄神社でのお祓いからはじまる。私共のの期が他の期の方々より若干優位に感じるのは神原宮司が同期の桜であること。同級生からお祓いを受け感激をひとしお身にしみる。記念撮影の後本日の宿泊地である秋の宮温泉郷を目指し一路山峡を分け入った。この時期新緑は鮮やかで心を和ませてくれる。幹事が初夏の頃を選んだことに得心が行った。秋の宮山荘に無事到着し夕方から祝宴が開催された。開会の後十七名の物故者の黙祷があった。代表幹事の挨拶があり乾杯が終了するとたちまちにして無礼講の状態となった。あちこちに連座が出来、十年来の会話に花がさく。余興として日本舞踊と民謡が披露されたが我々同級生の中にも高尚なる余技を持っている人もいるものだと感じ入った。その証拠に舞踊の着物・民謡の尺八を持参しての演技であったからである。あくる二日目は舞台をさかえ館に移し懇談会の継続となった。

同期会に参加したくても身体の調子が悪く心ならずも取りやめにした人も数あると聞く。これから健康に留意して長生きしなければと思う。我々は福島・千葉・東京・静岡・愛知と同級生のところを拠点として同期会を開いてきた。広島が最後になるかもしれないがこの催しは堅持したいと考えている。幹事の皆様方この計画をたて会が見事に成功したことに心から御礼を申し上げます。
高橋 誠(記)



第6期同期会集合写真

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↑タイトルの画像は?
掲示板に投稿された「議事堂周辺の大屋梅」、投稿記事【22】、の写真を元に加工されたものです。

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