ふるさと栄会

同期会だより

古希の祝いに参加して(第9期-昭和三十一年卒)

  ふるさと栄会の皆々様、ますますご健勝の事とお喜び申し上げます。

  栄中学校を昭和三十一年三月に卒業してから、早くも五十数年が過ぎている事に改めて気が付き、もう古希を迎える年になっている事に、自身があらたな驚きを感ぜずにはいられません。

  この同級生一同と古希の祝いの会の案内状が届き、五十数年ぶりに逢うであろう同級生の想い出のなつかしい顔や姿を想像せずにはいられず、かつての古い赤茶色に変色した写真を引っ張り出したものです。

栄神社の前で  去る六月十一日、雨の栄神社にて“ご祈祷”と“お祓い”を済ませたのだけれど、本当になつかしい顔もあれば、誰だったかな、と名前を云われなければわからない顔などがあったりしたものの、そこは同級生のよしみで手を握り肩をたたき合う仲間同士の楽しい会でした。

  その後、バス二台にて、わいわいがやがや楽しくも賑やかに過ごしながら、又途中トイレ休憩もはさみながらの旅で、“田沢湖高原温泉郷のプラザホテル山麓荘”に着いたのは四時過ぎだったろうか。

  ホテルでは一次会は勿論の事、二次会、更に部屋での三次会等十分に旧交を温め楽しんだ一夜でした。

  私はいつまでたっても、心の大部分は秋田の横手なんだという気がします。夏の甲子園では今でも第一に秋田県代表を応援しますが、特に今年は秋田県代表と石川県代表が初戦で対戦し、七人家族の我家で一人秋田に応援していた状態なのです。

  思うと七十年の人生で十八年しかいなかった横手ではあっても“故郷の訛りなつかし停車場の・・・”ではないけれども、その心境は啄木にも似ているのかな?とちょっぴり感傷的になります。 帰りは幹事さん達の計らいもあって、さかえ館到着後、小休止しながら最後の語らいをいとうしみ、胸にせまるのを感じたのは私だけだったろうか。

  私事ですが、ETCを付けての始めての遠出の旅を家内と二人で楽しんできました。

  幹事様一同はじめ皆様のご多幸をこれからもお祈りいたします。

瀬戸 巌(記)



第9期同期会集合写真

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↑タイトルの画像は?
掲示板に投稿された「議事堂周辺の大屋梅」、投稿記事【22】、の写真を元に加工されたものです。

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