ふるさと栄会

同期会だより

南三陸の海の幸を求めて(第13期-昭和三十五年卒)

 毎年恒例(高齢?)となった十三期生同期会は、再三陸の海の幸を求めて、四月十二~十三の一泊二日の日程で、 南三陸金華山国定公園の志津川湾に面した国際観光民宿「天王前」で行われた。春風薫る爽やかな季節とうらはらに、当日ははっきりしない空模様だったが、東京駅へ集った十一人は元 気に早速近況報告でした。車中は大声 で話す者もなく、大人になったのか、 気力、体力がなくなったのか、紳士淑女の様に皆静かに近況を語り合いなが ら古川駅へ向かった。古川駅で、故郷の香を満載してチャーターしたDXバスと合流です。待機バスの中では、少々口が回らない調子で「皆揃う迄一滴も呑 んでねーよ」「まず一杯」と言われながら、新幹線の車中のストレスもあったのか、 一段と賑やかさを増して総勢三十名で一路旅館へ向かった。この頃雨も降り出していたが、民宿の素朴な、おかみさんに迎えられ疲れもどこかへ…。約七十名宿泊できる民宿だが、漁師さんの宿なので新鮮な三陸の海の幸に期待がかかります。

  期待通りの宿自慢の磯料理を前にして、食べ、飲んで唄って語りあって宴会はあっという間に過ぎて、その後は又部屋で二次会へと続く。夜は潮騒ならぬ雨の音を聞きながら、仲間と酒を飲み交わし、互いの近況を、故郷の近況を語り合う時に、日常の生活から離れた時の流れに、郷愁のようなものを感じるのは私だけなのだろうか…。次の朝も、志津川湾の景色は見られなかったが、宿からワカメのお土産を頂き、解散地の仙台へ向かった。

 雨も上がり、途中土産調達に寄った海産物の市場では、横手を知っているお店があり(新町の博子さんの親戚)話が盛り上がり、サービスはしていただき、博子さんはお土産まで頂いてきました。こんな掛け合いも市場で買い物する楽しみの一つである。

 仙台で昼食をとり、土産物買いをした後、来年も又元気な姿で再会出来る事を願って解散となった。今回見学コースが少なかったけれど、それはそれでその分ゆっくり仲間とお話が出来たのではと思っている。仙台の幹事、吉道さん京子さん本当にご苦芽様でした。

鈴木幹雄(記)


第18期同期会集合写真

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掲示板に投稿された「議事堂周辺の大屋梅」、投稿記事【22】、の写真を元に加工されたものです。

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